2017年度のクリスマスプレゼントの平均予算。
社会人の予算は?学生の予算は?
恋人たちの大事なイベント、平均額は押さえておきたいですよね。
クリスマスの変貌
そもそも、クリスマスが恋人たちで盛り上がりを見せ始めたのはいつ頃でしょう?
それはずばり、1980年代後半から1990 年代初頭のバブル期になると思います。
ユーミンの1980年12月発売のアルバム「SURF&SNOW」に収録されていた「恋人がサンタクロース」が流行ったのもこの時期ですし、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」が発売されたのが1983年。
さらに、この曲を使ったJR東海の「クリスマス・エクスプレス」のCMがテレビに流れていたのが1988年~1992年。
「帰ってくるあなたが最高のプレゼント」
まさにバブルが、日本のクリスマスを豹変させたと言っていいでしょう。
11月頃になるとテレビ局各局の情報番組ではクリスマスのホテル情報などを特集していたのを覚えています。
まあ、サンタクロースの衣装が赤いのも実はコカ・コーラの宣伝からだといいます。
キリスト教のイベントは今やことごとく商用利用されていますね。
2017年クリスマスプレゼント平均予算
そんなクリスマス、やはりなくてはならないのはプレゼント。
2017年度のクリスマスプレゼントの相場は以下の通りです。
①社会人カップル
20代 8000円~28000円
30代 10000円~38000円
30代になると予算が上がってきます。
給料も上がって来たのもあるでしょうが、「彼女」から「結婚」を視野に入れ始めるのがこの時期。
プロポーズをクリスマスにする人も多いといいます。
②学生
大学生カップル
5000円~18000円
高校生カップル
3000円~12000円
収入源がバイトメインのこの年代。
ですが、意外と高い感じがしますね。
20代の社会人と10000円しか違っていません。
見栄を張りたい、背伸びしたい年ごろなのかもしれません。
③家族
夫婦
1000円~18000円
両親・祖父母
1000円~8000円
子供
1000円~5000円
夫婦の最低額が1000円とは・・・・・結婚するとこうなってしまいますか・・・
「釣った魚には餌をやらない」を数字で見せられた感じです。
子供の金額が低い感じですね。
ここにあるのは平均額なので、子供の年齢が上がると金額は増えると思います。
ゲーム機やゲームソフトなども高額化していますからね。
クリスマスディナー・ホテル相場
プレゼントだけでは済まないのが「恋人同士」のクリスマス。
この特別な日に鼻息が荒い男性のやる気(いろいろな意味で)が予算に比例します。
そんな男性に知っておいて欲しい20代後半の女性が理想とする相場。
20代後半女性の理想
ホテル代 30000~50000円
ディナー代 20000円
プレゼント 10000円
なんと、聖なる夜の予算は60000円~80000円かかる見積もりになります。
ですが、バブル絶頂期のころと比べてディナー代は男女の「割り勘」が増えてきているそうです。
デートにかかる金額は男性が払うという風潮が変わりつつありますね。
予算が苦しいときは宿泊なしでディナーだけという方法もありますが・・・
あとがき
バブル景気によって変貌を遂げた日本のクリスマス。
ほんと、バブルの頃のクリスマスと言ったら、恋人同士がいいもの食って、夜景が見えるホテルでセックスするというイメージでしたね。
実際、あの頃のプレゼントの定番はズバリ「ティファニー」。
1991年1月7日の『朝日新聞』は「ホテル・ルームのゴミ箱からはティファニーの袋が山のように出てくる」と報じております。
恐ろしいことに、バブル期を経験した女性はいまだにその頃の癖が抜けておらず2003年12月18日『読売新聞』の記事によれば、バブル期に20代で会社勤めをしていた37~43歳と20代の女性に今年一番もらいたい贈り物を調査したところ、両者とも3万円未満が最多だったが、37~43歳では10万円以上が36.6%もおり、20代の1.5倍もいたという。
ですが、今の若い年代(バブルを知らない年代)は若干違ってきているようですね、ディナー代金の割り勘が増えているなんて・・・・古い人間の私にはうれしいようで悲しいような・・・
恋人を大事に思う気持ちは必ずしも金額に比例しませんよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。