今年もやってきました「バレンタインデー」。
恋人にチョコを渡して愛を伝えるこの風習。
今年の愛の値段とはいったいいかに?
さらに、おっさん連中が気になる「愛」とは全く真逆の「義理」の値段とは?
目次
某大手お菓子会社バレンタインアンケート結果
某大手お菓子会社が行ったバレンタインに対するアンケート結果をまとめてみました。
まずは、気になる予算関係。
①バレンタインの予算
(全国平均)
2018年 4697円 (2017年4330円)
(首都圏)
2018年 4726円 (2017年 4203円)
(関西)
2018年 4529円 (2017年4579円)
バレンタインにかけるお金は前年度よりも増加傾向のようです。
②一人当たりの単価
(全国平均)
2018年 1258円 (2017年 1170円)
(首都圏)
2018年 1376円 (2017年 1105円)
(関西)
2018年 1159円 (2017年 1234円)
こちらも、当たり前ですが増加傾向となりますね。
ただ、関西地方は減少という結果、関西では何があったんでしょう?
これは、これで気になるところですね。
③年代ごとの予算
・10代 3719円 (2944円)
・20代 4507円 (4680円)
・30代 5435円 (4453円)
・40代 4890円 (4973円)
・50代 4759円 (4693円)
・平均 4697円 (4330円)
※( )内は2017年度予算です。
何かと人付き合いの多くなる30代がピークのようです。
④予算内訳
1位 恋人 2392円 (2501円)
2位 自分 1992円 (1765円)
3位 配偶者 1609円 (1584円)
4位 父 1340円 (1217円)
5位 母 1248円 (1081円)
6位 姉妹 1115円 (1137円)
7位 男性の友人 1078円 (1038円)
8位 娘 1063円 (915円)
9位 女性の友人 1012円 (972円)
10位 兄弟 1006円 (1081円)
11位 職場の人 992円 (1075円)
※( )内は2017年
ここも全体的に増えている印象ですが、減少したものとして、「恋人」のマイナス109円、「兄弟」マイナス75円、「姉妹」マイナス22円、そして「職場の人」マイナス83円。
「恋人」が減っているのは意外でしたね。
「恋人」には手作りチョコを渡すのが多くなるからでしょうか?
逆に、増加している物は「自分」プラス227円、「母」プラス167円、「娘」プラス148円
「父」プラス123円、「男性の友人」「女性の友人」が共にプラス40円、「配偶者」プラス25円となっています。
ところで、「自分」って・・・・これはバレンタインに関係あるのでしょうか?
さらに、増加率が一番高いとは。
「女性の友人」も・・・これってただ単におやつタイムなんじゃ・・・・ないかと・・
ちょっと気になるところですよね。
⑤「本命」に渡したいチョコ
1位 手作りなもの
2位 本格的なもの
3位 自分が好きなもの
やはり、「本命」には手作りが一位ですね。
⑥「義理」で渡したいチョコ
1位 価格が安いもの
2位 見た目が良いもの
3位 手作りなもの
はやり・・・というか・・・「義理チョコ」はコストパフォーマンス重視のようです。
まあそうですよね。
ただ、意外や意外、3位に「手作り」が入ってくるとは。
買うより安く仕上げるつもりか?
はたまた、いけないものでもいれるつもりか?
多少、疑いたくなりますね。
義理チョコの予算
おじさんたちが気になる今年の「義理チョコ」予算について。
女性社員がいやいや渡してくれる今年の「義理チョコ」の予算とは?
1位 501円~1000円 (37%)
2位 100円~500円 (25%)
3位 購入しない (21%)
4位 1000円~1500円 (11%)
5位 ~100円 (2%)
6位 1500円~2000円 (2%)
7位 2000円~2500円 (1%)
8位 2500円~3000円 (0.8%)
9位 5000円~ (0.6%)
10位 3000円~4000円 (0.3%)
まあ、そんなところでしょうね。
500円位でまあまあ量があってといったところでしょうか。
ここで怖いのが「購入しない」が第三位。
ワオッ!
おじさんたちが「義理」さえもらえなくなる日も近いかもしれませんね。
会社の女性社員には優しく接しましょう。
日本でのバレンタインの歴史
そんな「バレンタイン」が日本に根付いたのは1975年頃からだと言います。
日本の高度成長期ですね。
日本で初めてバレンタインにチョコを贈るというキャンペーンが開かれたのは意外と古く昭和11年にモロゾフというメーカーが「バレンタインデーにはチョコを贈りましょう」というキャンペーンを展開したそうです。
日本が戦争に突入していく時代背景時にバレンタインのキャンペーンですか。
戦争と言えば、終戦時にアメリカ兵が日本の子供たちにチョコをばらまいたというイメージがあります。
そんな、戦争も終わっての昭和33年にチョコレート会社の営業主任が、ヨーロッパの知人からバレンタインデーの習慣を聞き、日本でもチョコレートを売ろうとキャンペーンを展開したのが本格的にバレンタインが普及したきっかけと言われています。
昭和33年は西暦で1958年となりますから、今年でちょうど60年の節目の年となりますね。
まとめ
・2018年バレンタインの予算は4697円。
・「恋人」には2392円。
・「職場の人」には992円。
・「恋人」には手作り。
・「職場の人」には価格が手ごろで見た目がよいもの。
となっています。
しかし、バレンタインデーに「自分」って・・・・やっぱり悩んでしまいますね。
そんな「自分」が予算で2位に食い込むのも、さらには2017年より予算が増加しているとは?
それより、「職場の人」はトップ10にも入れず第11位。
ほんとに「義理」という言葉が痛すぎます。
そんな「義理チョコ」なんて、もらう方も、やる方も、なんのメリットも無くなってきているような。
もう、「義理チョコ」なんて廃止した方がいいのではないでしょうか?
「義理チョコ」で「手作り」なんて・・・もらった場合、食べるのをどこか躊躇してしまうのは私だけでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。