タイヤ交換方法 これだけは押さえておきたいこと!

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冬が到来するとき、冬が去り行くとき

自動車に乗るものの儀式として行わなければならないもの

それは、タイヤ交換ですよね。

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やる気を出す

はい。まずはここから。

ズバリ「やる気を出す」

「まだ、雪が降っていないから大丈夫。」

「そのうちにやろう・・・」

なんて考えていると、大変なことになってしまいます。

いざ、雪が降った場合のスタンドやカー用品店などの混み方、タイヤ交換に群がる人々を見ていると上記のような人が多いことが解ります。

なので、ここは一発やる気を出して、晴れた日に時間に余裕、気持ちにゆとりをもってタイヤ交換をしてみましょう。

どうしても、やる気が出ない方は、せめて雪が降る前に、スタンドやカー用品店で2~3千円はらってタイヤ交換をすませましょう

場所の確保

自宅にガレージなどがある人はそこで行ってください。

ない方は、タイヤ交換をする場合、最低条件としてタイヤの脇で人が作業できるスペースがあり、なるべく平らで地盤が固い場所が必要となります

傾斜地や柔らかい地盤で作業を行った場合、ジャッキアップした際に転倒の恐れがありますので絶対に作業を行わないでください。

作業前の準備

作業場所まで来たらまずは、マニュアル車の場合はチェンジレバーを「1」または「R」に、オートマ車の場合はセレクトレバーを「P」に入れます

ブレーキを踏んだまま、パーキングブレーキをしっかりとかけてエンジンを停止しましょう。

道具の確認

タイヤ交換の工具はクルマについています。

作業をする前に車の取説などで場所を確認しておきましょう。

大抵の場合、トランク下(ラゲッジスペース下)などにあります。

そこから、「ジャッキ」(車を持ち上げるもの)と「ジャッキレバー」(ジャッキのボルトをまわすもの)と「ホイールレンチ」(ホイールのナットを外すもの)を取り出しましょう。

あと、「車止め」もあるといいのですが、こちらは車に搭載されていないので購入するか、タイヤを固定できる大きさの石や木材で代用しましょう

服装は、汚れてもいいようなかっこうで、作業用のつなぎなどあったらよいと思います。

手を保護する革手や軍手なども必ず装着して作業を行うようにしてください。

ジャッキをセットする

まずは、交換するタイヤのホイールのナットを軽くホイールレンチで緩ませて置きましょう。こうしておくことでジャッキアップしてからの作業が少しでも楽になります。

また、ジャッキをかける位置の対角の位置にあるタイヤに車止めをします

 ・前輪をジャッキアップする際は、後輪の前後

 ・後輪をジャッキアップする際は、前輪の前後

ジャッキは最初は手で回しジャッキをジャッキアップ指定の位置の近くに来るように調節します。

そして、ジャッキをジャッキアップ指定位置(目印として「前輪の後ろ」「後輪の前」の車の下をのぞき込むと2か所のくぼみ、またはふくらみがあると思います)の中央に直角にセットします。

※ジャッキアップ指定位置の目印は車種によってない場合があります。

ジャッキアップ

ジャッキアップする際はジャッキアップ指定位置以外にジャッキをかけたり、ジャッキの上下に台やブロックなどを入れないでください

車体が変形したりジャッキが外れたりして思わぬ事故につながりますので絶対にやめましょう。

ジャッキを徐々に上げていきジャッキが指定位置にしっかりとはまっていることを確認します。

ジャッキにジャッキレバーをかけて、ジャッキレバーにホイールレンチを組付けゆっくりと時計回りに回転させジャッキアップしていきましょう。

タイヤが地面から少し離れる程度までジャッキアップします。

ここで注意してもらいたのが

 ・必要以上にジャッキアップしないこと。

 ・ジャッキアップした状態で車のエンジンはかけないこと。

 ・ジャッキアップした車の下には絶対に入らないこと

タイヤを取り外す

ホイールナットをホイールレンチで緩め、タイヤを取り外します。

この際、激しい衝撃などを加えるとジャッキが外れてしまう恐れがあるので気を付けて作業してください。

交換するタイヤを装着

交換するタイヤを装着したらナットを取り付けます。

始めは手で軽く締め付けます。

その後、レンチを使ってタイヤの一番上のナットを締め付けます

次に最初に締めたナットの対角線上にあたるナットを締め付けます

この時、タイヤのホイールが真ん中に来ていることを確認しましょう。

ホイールの位置があっていたら、残りのナットも対角線上に締め付けていきましょう。

ジャッキを静かに下し最終ナット締め

ジャッキレバーを今度は反時計回りに回しジャッキを静かに下げていきましょう。

タイヤが地面に完全に接地したらジャッキを取り外してください。

最後に、ホイールのナットを対角線上に少しずつ締め付けていき、均等にホイールを固定しましょう。

このとき、足などを使ってナットを締めすぎるとナットのねじ山を壊してしまうことがあるので足を使ってのナットの締め付けは行わないようにしましょう

後かたづけ

4本のタイヤの交換が終わったら使用した道具は元の場所に格納しておいてください。

この時汚れや水分などはきれいにふき取っておいてください。

最後に車を一周回って、ナットの締め忘れはないか、片づけていない工具はないか確認しましょう。

作業が終わったという充足感に浸りましょう

家族などが見ていた場合は逞しさもアピールすることも忘れずに

あとがき

タイヤ交換は何事もなければ、大体1時間もあれば4本交換できると思います。

要はやっぱり「やる気」の問題ですかね。

自信のない方は無理にチャレンジせずプロにお金を払って解決しましょう。

タイヤは車にとってとても大事な部分なので、適当にやると重大な事故につながってしまいます。

早めのタイヤ交換をして気持ちにゆとりを持た運転を心がけましょう。

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