血液型0型は長寿?O型がほかの血液型より9%死亡率が低い意外な理由とは?
血液型によって病気に対するリスクが違うようです。
血液型によってなりやすい病気を調べると驚きの結果が・・・
O型が長寿の訳とは?
目次
血液型のルーツ
A型
A型は旧石器時代から新石器時代の中期に誕生。
人間が農耕生活にはいった時期で、穀物や野菜類を食べるようになり、それらを消化で
できるように腸内細菌が変化してA型が誕生した。
B型
B型は紀元前1万年から1万5千年頃のヒマラヤの山岳地帯(現在のパキスタン)で誕
生。
人が牧畜生活を始めると乳製品を消化できるようB型が誕生した。
O型
O型は人類最古の血液型で、紀元前4万年頃のクロマニヨン人が現れた時代に誕生。
AB型
AB型はA型の白人種とB型の蒙古種が混じって誕生したとされています。
AB型の血液は人類全体の5%以下と極めて少数です。
ですが、日本だけで見ると人口の9.9%でこれは世界的にトップクラスの割合だそうです。
血液型を時代の古い順に並べると
O型→A型→B型→AB型
となり、O型が一番原始的な性格を持った血液型と言えます。
血液型による免疫力の違い
ウイルスや細菌などと戦う抗体はリンパ球で作られますが、白血球の中のリンパ球が血液型によって異なります。
その割合は
O型 39%
B型 37%
A型 36%
AB型 34%
となり、O型が病気に強く、AB型が一番弱いことが解ります。
実際に、O型はアフリカや東南アジア、中南米などの地域に多く、これはマラリアに感染しにくいからだと言われています。
血液型別かかりやすい病気とかかりにくい病気
A型
(かかりやすい)
・ガン(胃がん・食道がん・子宮がん・乳がん)
・心筋梗塞・脳梗塞
・エコノミークラス症候群(肺塞栓症)
(かかりにくい)
・まだわかっていない
B型
(かかりやすい)
・膵臓がん
・マラリア
・肺の病気(インフルエンザの中でもA1型)
(かかりにくい)
・コレラ
O型
(かかりやすい)
・消火器潰瘍(胃潰瘍・十二指腸潰瘍)
・コレラ
・インフルエンザA2型
(かかりにくい)
・マラリア
・膵臓がん
・血栓ができにくい
AB型
(かかりやすい)
・脳梗塞と肺塞栓
・膵臓がん
・インフルエンザA1型
(かかりにくい)
・まだわかっていない
O型と比べた各血液型の病気リスク割合
(免疫力の高いO型を基準とした場合の病気リスクの割合)
心臓病はAB型が20%増、B型が11%増、A型が8%増
糖尿病はB型21%増、AB型17%増、A型10%増
膵臓がんはB型約1.7倍、AB型約1.5倍、A型は約1.3倍
胃がんにかかるリスクはO型はほかの血液型にくらべ55%低い
血液型とコレステロールの関係
A型の人は悪玉コレステロール値が高くなりやすく、AB型の人は心筋梗塞につながる血管の炎症になりやすいとされています。
O型の場合は血液型をOに決める酵素が、同時に心筋梗塞を予防する働きをすることが解っています。
つまりO型は「血液がサラサラ」ですが、AとAB型は「血液がドロドロ」になりやすい傾向にあると言えます。
O型が長寿な理由
O型は他の血液型にくらべ、心血管疾患で死ぬリスクが15%低く、総死亡率(早死するリスク)は9%低いと言います。
O型はガンや心臓病になりにくく、糖尿病などにもなりにくいため、他の血液型よりも長生きできると言ってもいいでしょう。
ウイルス耐性の強さと血液のサラサラ作用が強みですね。
まとめ
O型は最古の血液型
古いゆえに免疫力は最強。
免疫力が高いゆえガンや糖尿病になるリスクは他の血液型よりも低い。
O型はAやAB型にくらべて「血液サラサラ」で、その作用は心筋梗塞予防にも関係している。
O型は、病気による死亡率が低いため、他の血液より長生きできる確率が高い。
あとがき
これまでO型の有利な部分ばかりを書いてきましたが、これはあくまで、生活習慣などを考慮していません。
つまり、いくらO型だからと言って、過度の飲酒や喫煙などをおこなっていた場合や運動不足の場合は血液はドロドロだしガンのリスクも高いものになると思っていてください。
あと、免疫力が高いO型ですが最大の天敵もいます。
それは「コレラ」です。
人口の90%がO型であるメキシコや中南米などにはO型を好む細菌が焚く際るそうなので、旅行に行く際の予防接種は確実に行いましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
血液型人間学は科学的に実証されている! 〜血液型は細胞型の問題と理解しろ!〜