夏になると、つらいのが夏バテ。
夏バテになると、楽しい夏も楽しくない。
そんな、夏バテの原因と対策を調べてみました。
まずは、
夏バテの原因・・・・夏バテはなぜ起こるのか?
画像引用:https://www.wan55.co.jp/column/detail/id=341
〇体内の水分とミネラルの不足
夏の暑さのせいで、大量の汗をかきます。
そうすると、汗とともに体内のミネラルが流れ、体に必要なミネラルが不足してしまいます。
その結果脱水症状を起こしやすくなります。
(ミネラルとは)
ミネラル(無機質ともいいます)には、カルシウム、鉄、ナトリウムなどがあります。必要な量は少ないのですが、人の体の中では作ることができないので、食べ物からとる必要があります。ミネラルは、骨などの体の組織を構成したり、体の調子を整えたりする働きがあります。
引用:http://www.maff.go.jp/j/fs/diet/nutrition/mineral.html
〇食欲不振による栄養不足
熱すぎると食欲がなくなりますよね、それにコテコテしたものよりさっぱりとしたものばかり食べたがります。
暑さのせいで胃の消化機能の低下、それによる栄養吸収不良のため、体に必要な栄養が不足してしまいます。
また、冷たいもののとりすぎは胃腸を冷やし胃の働きを低下させてしまいます。
〇エアコンによる室外と室内の温度差によって自律神経が乱れる
エアコンが効いた室内と太陽が照り付ける厚い屋外。
この、温度差の変化が激しすぎると、体温を調節する自律神経が対応できずに乱れてしまうそうです。
そのため、室内と室外の温度差はできるだけ5℃以内が望ましいとされています。
自律神経の乱れによる不調として以下の症状があります
・疲れやすい
・便秘(または下痢)になりやすい
・だるい
・立ち眩み
・頭痛
・肩こり
・疲労感が取れない
・顔のほてり
などです。
夏バテの予防と対策
夏バテの主な原因はわかったので、これらの対策を考えてみましょう。
夏バテ対策
●不足がちな水分・ミネラルをしっかり補給しよう
汗とともに、身体の中の水分とミネラル分は不足していきます。
そのため、大量の汗をかいたら、スポーツドリンクなどを飲み、水分とミネラルを補給しましょう。
●栄養バランスの良い食事をとろう
出来るだけ一日三食(できれば決まった時間に)を摂取する。
お肉、お魚、納豆、豆腐、たまごといった主菜を毎食必ず取り入れること。
胃腸を刺激して食欲増進をはかるため、香辛料の入っている料理を食べましょう。
しょくよくを増進させる食べ物として
梅干し
レモン
わさび
とうがらし
しょうが
ニンニク
カレー粉
青ジソ
みょうが
などがあります。
●自律神経を乱さないために適度な運動と十分な睡眠をとるように心がけよう
小さいころから冷房の効いた生活をしている現代人は能動汗腺の数が減少傾向にあるといいます。
この能動汗腺が減少すれば暑くても上手く汗をかくことができないそうです。
そのため、汗をかくことによる体温調整がうまく機能できない。
それを、改善すべく適度な運動をこころがけ、発汗能力を上げましょう。
また、ぐっすりと睡眠をとって体を休めることも重要です。
ぐっすりと睡眠をとるために、眠る直前には利尿作用のあるアルコールなどを大量に飲むこと、冷たいものを飲むことを避けましょう。
以上の事に注意して、少しでも夏バテのない夏を過ごしましょう。