パソコンやスマホなどを操作していると疲れてくる目。
そんな、疲れ目を解消する方法。
目が疲れたと感じた時に実践してみましょう。
●なぜ目が疲れるのか?
疲れ目とは肩こりと同じで、目の周りの筋肉が筋肉疲労を起こしている状態です。
近くを続けていた場合、目のレンズである「水晶体」の厚さを調節してピントを合わせますが、このピントを合わせる筋肉(毛様体筋)が疲労を起こしてしまいます。
また、度の合わない眼鏡をかけていると、同じような原因で目に負担をかけているために疲れ目の原因となります。
そのほかには、目の栄養に欠かせない栄養素であるビタミンB群やビタミンAなどのビタミン不足や、身体の病気、ストレスなどが影響を及ぼしている場合もあります。
画像引用:https://hiroulabo.jp/parts/1372/
●パソコンやスマホは特に目が疲れやすい?
パソコンやスマホなどを操作していると特に目が疲れる原因は、パソコン画面は静止しているように見えますが、実は高速で点滅しています。
そのため、網膜はつねに強い光にさらされ虹彩筋も常に調節を余儀なくされます。
また、スクロールなどをすると、その文字を見逃すまいと、まばたきが少なくなって、凝視しがちになり、網膜も目の筋肉も疲れ切ってしまいます。
画像引用:http://www.ikumou-for-women.com/tiredeye.html
●疲れ目解消法
①「温める・冷やす」
眼がショボショボする場合は目の血流が良くないので蒸したタオルなどで眼の周りを温めましょう。
また、目の充血が見られる場合は、目が炎症を起こしている状態なので氷水などで絞ったタオルで眼の周りを冷やしてあげましょう。
画像引用:http://jhdebranding.com/effect/eyestrain/
②ツボを刺激する
眼の周りにある六つのツボを刺激する。
・鼻の周りにある晴明(セイメイ)
・眼窩の眉間寄り先端にある攅竹(サンチク)
・眉の真ん中下の眼窩にある魚腰(ギョヨウ)
・眉尻にある絲竹空(シチククウ)
・こめかみの一番へこんだところにある太陽(タイヨウ)
・眼の真ん中下の眼窩にある承泣(ショウキュウ)
画像引用:http://next.rikunabi.com/journal/entry/20160804_1
これらのツボを順番に押していきましょう、六つのツボを1周として、できれば三週行ってください。
また、一つのツボを押す時間は5秒を目安にしましょう。
眼とは離れた場所にある「風池(フウチ)」や「合谷(ゴウコク)」などを刺激するのも効果的です。
これらも、先ほどと同じで5秒間押して3セットを目安にマッサージしましょう。
画像引用:http://kenko.it-lab.com/tsubo.php/23/
画像引用:https://matome.naver.jp/odai/2135383440104825501
●目の体操をする
①一度目をギュッと閉じて、パッと開ける。
②頭を動かさないように、黒目を右へ
③同じように左へ
④次に上へ
⑤最後に下へ、そして①へ戻る
30分に一度を目安に、目の体操を2~3回行うと目の疲れが改善されます。
●遠くを見る
短時間でいいので、近くから視線を外し遠くを見ましょう。
この時気を付けてほしいのは、あまり遠すぎては効果がなきという事です。
「自分にとって」の遠くの距離を見るという事が大切です。
画像引用:http://eyeeye.vision/2016/04/20/post-2592/
●まとめ
目の疲れは肩こりと同じで筋肉の疲労が原因。
血流の不良や筋肉の疲労で起こる。
新聞や本などと違って、パソコンやスマホの操作は目を疲れさせやすい。
マッサージや目の体操をして目の筋肉をほぐすようにし、目に大切な栄養素であるビタミンAやB群をとるようにする。