40代のための記憶力改善方法。
「あれ・・・こないだの・・・」
「それって、なんだっけ?」
そんなセリフの回数が増えていませんか?
記憶力に自信がなくなる40代のための記憶力改善。
記憶力の低下が気になりだす40代に試してほしい3つの方法。
目次
記憶力低下は40代から?
物忘れが気になりだすのは40代からだと言われていますが、なぜに40代なのでしょう。
一般的に、脳の老化による脳中の伝達能力シナプスの衰えのためや、更年期による女性ホルモン・エストロゲンの急激な減少による神経伝達物質の分泌量の減少などと言われています。
ですが、40代だからと言う理由で記憶力が低下することはない、という事が近年理解されるようになっています。
それでは何故、40代頃から物忘れがひどくなったと感じるようになるのでしょう?
脳は、日々経験や学習したことを蓄積していきます。
この、記憶量は単純に考えますと生きている年数に比例します。
つまり、20代の頃の記憶量と40代の記憶量は倍違うことになります。
そのため、ある一つの事を思い出すとき、検索にかかる時間は40代は20代の倍の時間かかってしまうことになりますね。
また、40代くらいになると、脳はすべての事を記憶しておくことができずに取捨選択されていきます。
人間の記憶は2つに分類されるそうです。
①短期記憶・・・一時保管され、一カ月程度でほとんど忘れる。
②長期記憶・・・長期間保存され、生きるために必要な記憶。
その人にとって出現頻度が高いもの。
40代になると新しい経験や感動が少なくなり、ほとんどの記憶が①短期記憶に保管されしまうため、物忘れが激しくなったと感じるかもしれません。
言い換えれば、脳の活性力が低下しているとも言えます。
記憶力を低下させる病気
記憶力の低下は加齢によるものと書きましたが、記憶力を低下させる病気もあるので、物忘れをあまりにも感じる方は病院で診察を受けてみることをお勧めします。
(記憶力を低下させる病気)
・認知症
・慢性硬膜下血種
・脳腫瘍
・甲状腺機能低下症
・ビタミン欠乏症
・水頭症
・アルツハイマー型認知症
・脳血管性認知症
・薬物中毒
・パーキンソン病
・シューグレン症候群
・糖尿病
・うつ病
・若年性アルツハイマー病
・睡眠時無呼吸症候群
・統合失調症
・脳卒中
・ピック病
・くも膜下出血
結構危険な病名がならんでいますが、記憶力低下ばかりではなく、生命にかかわる病気が多いですね。
病気までとはいきませんが、上記のほかに疲労やストレスが過度に溜まっている、寝不足が続いている、過度の飲酒、食生活の乱れなども、記憶力の低下につながる原因となります。
記憶力をあげる方法
人の記憶には短期のものと長期のものの2種類があると言いました。
記憶を短期に振り分けるか、長期に振り分けるかを決めているのが脳の「海馬」と呼ばれる部分だと言われています。
この海馬をコントロールすることができれば必要な記憶を長期側に振り分けることができるため、飛躍的に記憶力は向上します。
(記憶力をあげる方法その1)
ものごとに集中して取り組む。
集中や作業に没頭することで脳が記憶しやすい状態なっています。
記憶するという行為は脳に負担をかけるため、なるべく脳は記憶しないような仕組みになっているそうです。
ただでも、そのような状態の脳に気をくさせるためには、ただひたすら集中して物事に取り組むことだと言えます。
(記憶力をあげる方法その2)
ただひたすら反復あるのみ。
復習を重ねていくことで脳に、「これは大事なことなのだ」という事を覚えさせ、記憶を刷り込んでいきます。
(記憶をあげる方法3)
「好きこそものの上手なれ」という諺もありますが、物事を好きになることが重要。
好きなアイドルの名前はすぐに覚えるものです。
記憶しなければならないことをまずは好きになってください。
そうすることで、勉強や仕事が楽しくなったりもします。
記憶力低下を抑える食べ物
(記憶力低下を抑制する食べ物)
・脂の多い魚
・ナッツ類
・種
・ビタミンB
・葉酸
・マグネシウム
・トリプトファン
・オメガ3脂肪酸
果物、野菜、穀物、青魚、タンパク質、ダークカカオなど。
バランスの良い食生活が重要です。
あとがき
40代で物忘れが激しいと感じるのは、何かと刺激が不足しているせい。
いつもの同じような日常をダラダラと惰性で暮らしていてはそりゃ脳も活性化されませんよね。
40代だからこそ、新しいことに挑戦してみたり、どこか知らない場所に行ってみたりとか、いろいろな刺激を求めていった方が良いのかもしれません。
ですが・・・そんなことで起こるリスクも十分理解している40代・・・難しいところです。
脳に新しいことを上書きしていかなければ脳は活性化しないので、小さなことでも刺激を求めて行動しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。