新入社員の皆様、大変おめでとうございます。
春から、新しい生活が始まりますね。
そんな、新入社員の皆様に必ず最初に訪れる試練・・・それが「新入社員からの挨拶」となります。
この挨拶が新入社員の初仕事と言っても過言ではないでしょう。
この挨拶の様子が後々の自分の運命を変えていきます。
意外と重要な新入社員の挨拶。
新入社員の挨拶テンプレート
①「新入社員から一言」を求められた場合
(例文1)
本日より○○課で働かせていただくことになりました○○(名前)と申します。一日でも早く仕事を覚えて、皆様のお役に立てるように頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(例文2)
このたび、○○課に配属されました○○(名前)と申します。はじめての事ばかりで皆様には何かとご迷惑をおかけするかと思いますが、精一杯頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。
「新入社員から一言」を求められる場面は、朝礼などのあまり時間のない場合の時かと思われます。テンプレートも大体決まったものなので上記の挨拶が人数分続いていきます。
社員が全員集まっている場合に求められる場合が多いのではないでしょうか。
(例文1挨拶)⇒上司や先輩パチパチ(拍手)⇒(例文1挨拶)⇒上司や先輩パチパチ(拍手)
と言った流れ。
ここでは名前をしっかりと覚えてもらいましょう。
②「新入社員から挨拶」を求められた場合
(例文1)
本日より○○課で働かせていただくことになりました○○と申します。
○○大学○○学部出身で、学生時代はサッカーに打ち込んでおりました。今でも週末は仲間と集まってサッカーをしていて、体力とスタミナには自信があります。一日でも早く仕事を覚えられるように精一杯頑張ります。いろいろとご迷惑をおかけすることも多いかと思いますが、どうぞご指導よろしくお願いいたします。
(例文2)
このたび、○○課に配属になりました○○と申します。
○○出身で○○大学○○学部では○○を専攻しておりました。料理が好きで、最近はお菓子作りに凝っています。初めての事ばかりで皆様にはなにかとご迷惑をおかけするかと思いますが、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
これは「一言」よりもやや時間がある場合に求められます。
新入社員歓迎会などでは必ず言わせられ・・・・求められます。
ここには、配属先の課の人しかいません。
ですので、「挨拶」はとても重要と言えます。
自分のパーソナルデーターを多く提示し、自分を理解してもらいましょう。
そこには、同じ学校の先輩がいたりするかもしれませんし、同じ出身地の先輩がいるかもしれません。
また、同じ趣味を共有している先輩や上司がいるかもしれません。
ひとつでも同じ話題があればその場は円滑に進んで、上司や先輩との距離を少しでも詰めることが出来るでしょう。
ですが、ここで注意してもらいたいのは「絶対にウソはダメ」ということ。
例えば、サッカーが趣味ではないのに「サッカーが趣味で」とか「お菓子作りに凝っている」と言ったはいいが、お菓子なんて作った事すらないとか。
一時的に好印象を持たれようとして付いたウソでしょうが、ここでの嘘はあなたが会社を辞めるまでついて回ると思ってください。
こんな自己紹介はNG
①声が小さい
これも「個性」と言えば「個性」なのかもしれませんが、声が小さいと何を言っているのかわかりません。
今ではパワハラと言われかねないので「聞こえないぞ!」「もう一回!!」などと言われることも少なくはなってきているかと思いますが。
新入社員に求められているのは「元気」と「明るさ」。
せめて、挨拶の場だけでも元気な大きい声で頑張りましょう。
②暗い
「声が小さい」と同じ。
挨拶の時くらいは、精一杯の作り笑いで乗り切りましょう。
人の印象は第一印象で決まってしまいます。
③ネガティブ
挨拶での自己紹介で自分の事を知ってもらうのもいいのですが、あまりにも自虐的だったり、自分の不幸を紹介したりは禁物です。
その場の空気が重くなるような話題は避けましょう。
④やたらと長い
新入社員だけではなく、上司もこれをやると嫌われます。
なるべく要点は簡潔にまとめて話しましょう。
興味のないことを永遠と話されるのは聞いている方は苦痛の何物でもありません。
⑤自慢話
自慢話をあまりしすぎてしまった場合、嫌味になるという事を覚えましょう。
いまから、いろいろなことを聞いていかなければならない先輩や上司に対して、自慢をし過ぎることはいいことではありません。
⑥空気が読めない
頼まれてもいないのに「一発ギャグ」や「モノマネ」をしてみたり。
政治的な話や下ネタ差別的な話などなど、ある程度その場の空気を読みましょう。
⑦不潔
「人は見た目が9割」と言われるそうです。
身だしなみや服装は十分注意してください。
清潔な人はそれだけで好印象を持たれます。
あとがき
働いている人が誰もが経験する、入社時の挨拶。
ほんの短い時間ですがここでの印象が後々まで影響するとは新入社員の皆様には解らないでしょう。
どうでもよさそうで、意外と重要な入社時の挨拶。
さて、話は変わりますが、新入社員も年によって様々なタイプがあるようです。
例えば、2016年の新入社員のタイプはと言いますと「ドローン型」。
「強い風(就職活動日程や経済状況などの目まぐるしい変化)に煽られたが、なんとか自立飛行を保ち、目標地点に着地(希望の内定を確保)できたものが多かった」
次に2017年は「キャラクター捕獲ゲーム型」。
「キャラクター(就職先)は数多くあり、比較的容易に捕獲(内定)できたが、レアキャラ(優良企業)を捕まえるのは難しい」
などがありました。
それぞれ、時代を反映しているというか・・・・流行ったものにこじつけている感が否めません。
まあ、それでいうと今年の2018年は、私の予想では「インスタ映え型」のような気がします。
会社の景観や、オフィスの景観、まさに「インスタで映える」会社が選ばれやすくなっているのかも?
最後まで読んでいただきありがとうございました。