断食とはだれでも聞いたことがあるかと思います。
断食は、仏教の修行の一つで「苦行」であるとばかり思っていましたが、実は断食ってデトックス効果もあるんです。
食べ物を摂らないことで、身体から毒素が抜けていく。
すぐに試したくなる断食7日で出る驚きのデトックス効果とは?
目次
断食とは?
断食とは一定の期間、すべての食物あるいは特定の食物の摂取を断つことであり、宗教的な意味を持つものと、非宗教的なものに分けられます。
①宗教的な物
断食は諸宗教に広く見られます。
イスラ―ム教のラマダーン月における断食(日の出から日没までの半日間飲食をしない)が有名で「断食中になされる祈願は必ず聞き入れられる」とされています。
また、ユダヤ教やキリスト教などなど様々な宗教にも断食は存在します。
仏教では、煩悩を克服・滅却するために断食の修行を行います。
断食を行うと、意識がすっきりしたり、五感が敏感になったりするなど覚醒効果があるとされています。
②非宗教的な物
健康法の一つとしての断食で、医療目的、ヘルスケア目的の断食(断食療法)のことを言い、ファスティングと呼ばれています。
ファスティング断食は正しい方法・指導によって実行しないと効果が得られない場合もあります。
また、ヘルスケア以外の断食として抗議手段としての断食(=ハンガーストライキ)や自身の思想を世界に訴えることを目的にした断食(ピースフード)などがあります。
断食(ファスティング)の効果
・細胞・脂肪細胞などに蓄積された有害物質を体外へ排出する。
・サーチュイン遺伝子、長寿遺伝子が活性化する。
・オートファジーが働き細胞内のゴミタンパク質が綺麗に掃除される。
・アディポネクチンホルモンが活性化され血液を綺麗にします。
・眠りが深くなり成長ホルモンの分泌量が増え、すっきりと起きられます。
・ケトン体が大量に分泌されるため脳がリラックスします。
・ミトコンドリアが活性化され、アポトーシス(多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種で、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、管理・調節された細胞の自殺すなわちプログラムされた細胞死のこと。)を活性化。
・宿便が排出され腸内環境の改善と免疫力が向上します。
・肩こりと腰痛が改善されます。
・偏頭痛の改善。
・グルコーストランスポーター4(GLUT4)の働きが改善され、インスリンが細胞内にグルコースを取り込む働きを活性化させる。2型糖尿病の改善に効果がある。
・生活習慣病の予防。
・高血圧症の改善。
・不眠症の改善。
・ホルモンの分泌を正す。
・生理不順の改善。
・骨折・靭帯損傷の回復を早める。
・けがの治療を促進させる。
などなど、効果は広範囲に及びます。
そのため、医療先進国であるドイツでは
「断食で治らない病気は医者も治せない」
ということわざもあるほどです。
断食の日別効果
(断食1日目)
断食8時間後からモチリンという特殊なホルモンが分泌され、腸壁にこびりついた汚れがおち、宿便が排出されます。
(断食3日目)
奇跡のホルモン「アディポネクチン」が分泌され、血液の大掃除がはじまったり、内臓脂肪に効果が表れます。腸内環境がリセットされます。さらにお腹周りのお肉も減少します。
(断食5日目)
1日目+3日目の効果がさらに上昇します。
(断食7日目)
体内細胞や血液の浄化、免疫力の回復などの効果があります。
断食のメニューと過ごし方
(断食の手順)
食事の代わりに置き換える飲み物を準備しましょう。
(飲んで良い物)
・酵素飲料
・ミネラルウォーター
・ハーブティー
・お茶
・野菜ジュース
・フレッシュジュース
・お味噌汁(具なし)
・だし汁
(避けたい物)
・コーヒー
・紅茶
・アルコール飲料(ノンアルコールもダメです)
・牛乳・豆乳
(断食メニュー)
8:00(朝食) 酵素ドリンク(300ml)か、人参リンゴジュース
10:00(休憩) 酵素ドリンク(200ml)か、すまし汁(150ml程度)
12:00(昼食) 酵素ドリンク(300ml)か、人参リンゴジュース
15:00(休憩) 酵素ドリンク(200ml)か、すまし汁(150ml)程度
19:00(夕食) 酵素ドリンク(300ml)か、人参リンゴジュース
上記のメニューは大体の目安です、断食中は水分が足りなくンりがちですのでいつもより1.5~2倍程度の水分補給を心がけましょう。
「喉が渇いたな」と思った時にはもう水分が不足している状態ですのでノドの渇きを感じる前に水分を補給しましょう。
(過ごし方)
断食中でも軽い運動などであれば問題はありません。
ですが、激しく体を動かす運動やハードなトレーニングは控えましょう。
ウォーキングや軽めのランニング、軽めのトレーニングなどがおすすめです。
ですが、運動中にめまいや気分の悪さを感じた時には中止して様子を見ましょう。
(回復期間)
断食期間が終了したら、朝と夕の食事をお粥にします。
おかずはなしで、お新香と具のないお味噌汁くらいに押さえましょう。
このときに、いつも通りの食事をすると、体が対応できずに体調を悪くしてしまう恐れがあります。
好転反応
断食を始めると、「頭痛」、「だるさ」、「眠気」、「下痢」、「吹き出物」などの症状が出る場合があります。
これらは好転反応と呼ばれ、体に溜まっていた毒素や老廃物が体外に排出される過程で起こります。
(通常の好転反応)
だるさや宿便など。
(強い好転反応)
激しい頭痛や吐き気を伴う場合があります。
これは毒素が身体にたくさんたまっているために、強く好転反応が出ている状態です。
この場合、断食を一時中断し、半日断食を続け、毒素を小出しにしてから再度長めの断食にチャレンジしましょう。
ファスティング資格
断食=ファスティングの事をもっと知りたい。
ファスティングの資格が取りたい。
と思った方は下記のリンクから
http://kouzahikaku.com/fasting.html
あとがき
断食は毎日の生活による身体への負荷を軽減し、身体の自浄作用を高める効果がある。
また、体が軽くなり細胞が活性化されることにより、五感が研ぎ澄まされ、覚醒作用がある。
まさに、いいことずくめの「断食」効果。
飽食のこの時代だからこそ、食べ物を摂取しない方が健康になれるのでしょうか。
着色料や防腐剤などにまみれた食品が多くあります。
それらは、必ずしも体に良いものではありません。
それらの、化学物質を処理するだけで昔と違い現代人は身体の細胞や内臓に負担をかけているのも事実。
たまには、食事を足らず、内臓を休める断食をやってみるのもいいのではないでしょうか。
また、断食の事をもっと知りたいと思われた方は、ファスティングの資格は色々ありますのでぜひ勉強してみてはと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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