なぜ人はクルマの中でキレやすい?煽ってくるドライバーに対しての対処法とは

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車を運転していて後ろから煽られたことがありませんか?

また、自分がイライラしてほかの車を煽った事はありませんか?

トラブルや事件になりがちの煽り運転の対処法。

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●煽り運転とは?

煽り運転とは、前の車にピッタリとついて走る行為です。

悪質な場合、ライトをハイビームにしたりクラクションを鳴らしたり、後ろを蛇行運転したりします。

●煽る側の人間心理

①とにかく急いでいる

仕事や急用などで、とにかく早く先に行きたいのに、前の車がノロノロ・・・

そんな時のイライラが運転にもあらわれ前の車を煽る行為に。

②割り込まれた事に怒りを感じて

ほかの車に急に割り込まれたりした場合。

「コノヤロー」と怒りが爆発。

③スピードを上げてほしい

高齢者や初心者が運転する車などの後ろを走っている際によく思う事。

制限速度を下回る速度で走られるとイライラ。

④自分のペースを乱された場合

前を走っている車と自分のペースが極度に合わない場合。

今のタイミングだったら信号で止まらなくてもよかったのでは?

なんで、後ろの自分が急いでいるのに前の車がほかの車に道を譲っているの?

●煽りが多いと思われる車

・大型ドライバー

大型自動車などに乗ると、目線も高くなり周囲が良く見渡せる分、余計に前の車が遅く見えます。さらに車体が大きい分スピード感覚も普通車とは違ってきます。

トラックなどは仕事で運転しているので、時間を気にしながら運転しているドライバーがほとんど。

トラックの運転手はキレやすいかも。

・高級車のドライバー

高級車などを運転している人は、気持ちが尊大になりがち。

まさか、こんな高級な車を煽ってくる奴もおるまい!

という思いがそのまま運転に現れます。

●なぜ人はクルマの中でキレやすい?

・自分の声が相手に聞こえていなかったり、自分の表情が見られていないために、感情をぶつけやすい。

・ネットの掲示板などと同じで、匿名感覚で、責任を負わなくてはならないという感覚が希薄になる。

・彼女などと一緒の場合は、自分を強く見せたいという心理が働く。

●煽り運転に対する法律

(道路交通法26条)

車両等は、同一の進路を通行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。

「急に停止した場合」でも、追突しないように「必要な距離」を保つことが義務づけされています。

「必要な距離」とは停止距離と解釈されますが。

停止距離=空走距離+制動距離

のことです。

目安として

・時速30㎞の場合14m

・時速60㎞の場合44m

・時速100㎞の場合112m

となります。

●違反した場合の罰則

車間距離を保持する義務に違反した場合ですが、一般道と高速道路とでは反則金や点数が異なっていて

・高速道路の場合(道路交通法119条1項1号の4)

 三カ月以下の懲役又は五万円以下の罰金

・一般道の場合(道路交通法120条1項2号)

 五万円以下の罰金

となります。

が、交通反則通告制度がありますから、通常は「車間距離不保持」として

・高速道路の場合(普通車)

 違反点数:2点

 反則金:9000円

・一般道路の場合(普通車)

 違反点数:1点

 反則金:6000円

となります。

●運転中にイライラしたら

運転中にイライラしてしまった場合、まずは冷静になることが大事です。

イライラはクルマに乗っているからだと客観的に自分を見つめなおしましょう

また、忍耐力と寛大な心を持つことも重要です。

もしも、前の車の運転に納得がいかないとしても、そこは「人は人」と割り切って思いやりのある運転を心がけましょう。

イライラが収まらない場合は、近くのコンビニなどに寄るなどして、車を止めて一息入れるといいでしょう。

●煽り運転でトラブルに巻き込まれないために

まず大切なことは相手の挑発に乗っては絶対にダメです

予測不可能な人間がいる以上、相手の挑発には乗らないようにしましょう、相手が凶器を

持っている場合もありますから、落ち着いてなるべく早く相手から離れましょう。

相手が車を降りてきた場合、危険を感じた場合にはドアをロックして警察に通報してくだ

さい

●まとめ

煽り運転による事故やトラブルは絶えませんね。

とかいう自分も、時々車を運転していてイラっとするときがあります。

つまり、誰でも、加害者になりうるし被害者にもなりうるのです

密室空間で運転しているとついつい自分勝手になりがち

煽り運転は煽る方も煽られる方もなんにもメリットはありません

車間距離をしっかりとっておおらかな運転を心がけましょう。

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