夏になると気を付けなければならないのが脇のニオイ。
何かと薄着になり、汗も多くかく季節、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、気になる脇のニオイについて調べてみました。
まずは、「ニオイ」の原因
画像引用:http://any-stress.com/underarm-odor-oronine
汗そのものには「ニオイ」はないそうです・・・・ですが、汗が細菌によって分解され
たときに出る「分解臭」また、汗の成分が変化することによる「酸
化臭」などが、あのニオイの原因とのこと。
さらには、脇の皮脂なんかもニオイの原因だそうです。
ようは、ニオイが気になる人は、わきの下に細菌が多いということでしょうね。
この気になる細菌の名前は「コリネバクテリウム」というそうです。
画像引用:http://gram-stain.com/?p=214
このコリネバクテリウムは栄養素たっぷりのアポクリン汗腺の汗が大好物。
そんなエサがたっぷりとある脇にて大増殖
その代謝物として『脂肪酸』や『カプリン酸』などの刺激的な匂いの成分を発生させます。
それが独特のワキガの悪臭を出してしまうのです。
原因が解れば対処は簡単?
まず、ニオイを予防するには身体を清潔にたもつこと。
殺菌成分の入ったボディーソープや石鹸で身体を洗いましょう。
また、コリネバクテリウムは衣類の脇の部分で繁殖するため、脇よりも衣類の脇の部分から強いニオイ
を発します、そのため、こまめな着替えも効果的。
衣類でいえば、通気性の良い服を身に着けるのもよいでしょう
汗をかかないことがなによりですからね。
画像引用:http://0120077634.com/b-wakiga/470.html
「制汗剤」も効果的
様々なタイプの制汗剤が売られていますが、シーンごとに使い分けましょう。
「スプレータイプ」
よくあるミスト状に噴射するタイプ。
「ロールオンタイプ」
これはキャップを開けるとプラスチックで出来たボール状のものがあり、これをわきの下でコロコロまわして塗るタイプ。
「ローションタイプ」
これは、液状のものを直接手に取ってまきに塗るタイプ。
「シートタイプ」
薄手のシートに制汗剤をしみこませたもので、気軽に、さっと汗を拭きとることができるタイプ。
これらの制汗剤を汗をかく前、できれば入浴後などの一番肌が臭わないときに使用するのが効果的。
細菌の数を減らせばニオイも軽減されるはず。
身体からのアプローチとしては、
「肉類などの脂っこいもの、卵、乳製品、辛い物や塩分・糖分の過剰摂取はワキのニオイを強める効果がある」と言われています。
魚や野菜、豆類、穀類、海藻などの動物性脂肪が少ないヘルシーな食生活を心がけましょう。
さらには、生活習慣。
過剰にストレスをためこまない。
しっかり睡眠をとる。
アルコール・タバコを控える。
朝にシャワーを浴びる。
日中は定期的にデオドラントシートで汗・皮脂をふき取る。
ことなども、気を付けましょう。