爪にできたささくれ 安易に抜くのは要注意!

スポンサーリンク

寒い季節、なぜか爪の下に現れる「ささくれ」。

ちょっと皮が剥けているだけなのに、意外と地味に痛かったりする憎い奴。

ついつい、当たると痛いんで、取ってしまいたくなりますが、安易に取るのは考えもの。

軽い気持ちで抜いてしまうと大変なことになるかも?

「ささくれ」のあんなことこんなこと。

スポンサーリンク

「ささくれ」とは?

「ささくれ」とは、手の爪の根元を覆うあと後爪郭と呼ばれる部分の表皮が剥けた状態の事を言うそうです

そんな「ささくれ」は、よく見る事なので、皆さん気軽に

「あっ、またささくれになってる。」

みたいな感じで、軽く考えていますが、実はこの「ささくれ」立派な皮膚の疾患になるそうです。

「疾患」と聞くとなんだかぐっと重大さが増しますね。

ささくれになる原因

①水分と油分の不足

夏場に比べ冬場に多くみられる「ささくれ」。

それは、夏場より冬場の方が空気が乾燥しているからです。

空気が乾燥がしていると、爪先の皮膚も乾燥しがちで、油分や水分が失われてしまいます。

油分や水分が失われることで皮膚の表面がめくれ上がりやすくなり、めくれ上がったものが「ささくれ」となります

また、水仕事を多くされる人は、手がお湯や水に多くさらされることで、手の表面にある油分が失われがちになり「ささくれ」となります。

女性の方で、マニキュア除光液やジェル除光液などを使用している方も指先の皮脂が奪われがちとなるため「ささくれ」が出来やすいと言えます。

②爪の栄養不足

爪の栄養不足と書きましたが、自分の身体の栄養が足りていない場合に爪ももちろん栄養不足となるので、体全体の栄養不足と言ってもいいでしょう。

毎日の食事が偏ったものだった場合、ビタミンやミネラルが不足しがちになります。

爪の皮膚の主な成分はタンパク質やビタミン、ミネラルで、これらの成分が爪の皮膚に張りや潤いを与えています。

つまり、偏った食事は爪先の潤いや張りを失わせます

③血行不良

手の指先や足の指先は身体の末端で、特に血行が悪い場所。

さらに、冬場の寒い季節は特に血行が悪くなります。

この血流が悪くなることで、指先に必要な栄養素や酸素が運ばれなくなり、指先の皮膚の代謝が悪くなります。

この、新陳代謝が悪くなることで、皮膚は乾燥ぎみとなり「ささくれ」が出来やすくなります




楽天スーパーポイントプレゼント!

ささくれを抜くのは間違い?

爪の周囲には雑菌や細菌に感染しないように皮膚のバリアがあります。

このバリアのあるおかげで病原体による炎症を防げています。

ですが、ささくれをはがしてしまうことにより、このバリア機能に傷害を起こしてしまいます。

つまり、ささくれを剥いた場所から病原体の侵入を許し炎症を生じさせます

このような炎症を「爪囲炎(そういえん)」と言うそうです。

とくに、仕事などで水や土に触れることが多い、主婦や漁師、農家、美容師などはこの爪囲炎にかかる方が多いと言います。

爪囲炎の症状としては指が腫れて痛むようになり、赤みが生じ、膿が蓄積してくるそうです

ですので、ささくれをワイルドに抜くのは考え物かもしれません。

抜く際は、はさみやカッターなどできれいに処理するとともに、指先をしっかりと洗い清潔を保つことが大事と言えます。

ささくれ予防法

①指先の保湿

何より乾燥させないことが「ささくれ」予防の第一歩となります。

普段から、保湿成分の入ったクリームなどを塗り、指先の乾燥を防ぎましょう。

また、クリームを選ぶ際は尿素配合のものを選ぶようにしましょう。

②水分の保持

水仕事で指先の油脂や水分が失われるため、水仕事をする際は必ずゴム手袋を使用しましょう

また、冬場の水仕事は温かいお湯を使いたくなりますが、お湯の使用は極力控えましょう

③バランスの取れた食事

偏った食事は、爪先ばかりではなく身体全体に影響を与えます。

皮膚の状態を改善するためには血管の老化や生活習慣病を予防してくれるビタミンE、綺麗な皮膚を保つために必要なビタミンC、ビタミンDなどを積極的に摂るようにしましょう

④血流の改善

冬場は寒いため、どうしても血流が悪くなりがち。

先にも書きましたが、血流が悪いといくら栄養をとっても、その栄養が身体のすみずみに運ばれません。

血行を良くするために適度な運動を行ったり、指全体の血行を良くするためマッサージを行いましょう。

ささくれが出来てしまったら

ささくれが出来てしまったら、指で安易に引っこ抜いたり、強引に剥いたりするのはやめましょう。

そうすることで、健康な皮膚まで傷めてしまい、そこから雑菌や病原菌が入ってしまいえらいことになります。

ですので、ささくれが出来てしまった場合、先端をしっかりとアルコール消毒したネイルニッパーや眉を整えるときに使うハサミなどできれいに処理し、処理した後は手湿疹用のクリームを塗るようにしましょう

また、少しでも傷がついてしまった場合は軟膏を塗り絆創膏でしっかりと保護しましょう

指先は物に触れる機会が多い場所です、それ故、雑菌に触れる可能性が一番高い場所でもあります。

ですので、厳重なケアが必要なのです。

もしも、雑菌が入って痛みや腫れを感じたらすぐに皮膚科を受診してください



理想のスタイルを目指す応援サプリメント[カロバイプラス]

ささくれ対策グッズ


眠れる森のぷるジェル手袋 グリーン


尿素10% クリーム 100g

ルルド ハンドケア AX-HXL180wh 指を1本ずつ包むグローブ型ハンドマッサージャー

モンデール ハンドリフレ ip630 セルフケアマニュアル本付き

ハンドケア シルク 手袋 Silk 100% おやすみ スキンケア グローブ うるおい 保湿 ひび あかぎれ 保護 上質な天然素材 (M, ブラック)

まとめ

・指先の皮膚の乾燥により皮膚がめくれやすくなる。

・この、めくれたやつが「ささくれ」。

・「ささくれ」は皮膚の疾患。

・指先の油脂や水分が失われると「ささくれ」となる。

・水仕事は指先の油脂や水分を洗い流してしまう。

・偏った食事は肌の張りや潤いを失わせる。

・血行不良となると指先まで栄養素や酸素を運ぶことが出来ず、はだの代謝を妨げる。

・ささくれを安易に抜くと、そこから雑菌が入り「爪囲炎(そういえん)」を発症させる。

・ささくれ対策として指先を乾燥させない。

・水仕事の際は必ずゴム手袋をはめ、なるべくお湯は使わない。

・バランスの良い食事。

・適度な運動やマッサージを行う。

・ささくれが出来てしまったら、良く消毒したネイルニッパーや眉用のハサミで処理する。

・処理した後は手湿疹用のクリームでケアする。

・痛みや腫れを感じたらすぐに皮膚科を受診する。

最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク
スポンサードリンク